番号
白 文
書き下し文
訳 文
初 級 01

学而第一03
子曰

「巧言令色、鮮矣仁。」


 
子の曰わく

「巧言令色鮮なし仁。」





先生がおっしゃった。

「言葉たくみで、見てくればかり飾っている者に、仁のある者は少ない。」


孔先生がおっしゃいました。

「口先でうまく言い、人に気に入られようと、わざとらしい態度をとる、そんな人には真心がないね。」




 
 
番号
白 文
書き下し文
訳 文
初 級 02

学而第一06


子曰

弟子入則孝、出則弟

謹而信、汎愛衆而親仁。

行有余力、則以学文。」

 
子の曰わく

弟子、入りては則ち孝、出でては則ち弟

謹みて信あり、汎く衆を愛して仁に親しみ。

行いて余力あれば、則ち以って文を学ぶ。」






先生がおっしゃった。

若者よ、家庭では親孝行を心がけ、家の外では兄や年長者を敬いなさい。 謹みのある態度で、何より誠実を心がける。広く多くの人を愛して仁に親しむ。

こうしたことを行なってなお余力があれば、その時はじめて書物を学ぶべきだ」



孔先生がおっしゃいました。

「若い人は、家の中では、親を大切にし、家の外では、目上の人に、素直にしたがおう。」







 
番号
白 文
書き下し文
訳 文
初 級 03

為政第二04


子曰

吾十有五而志于学

三十而立

四十而不惑

五十而

六十而耳順

七十而従心所欲、不踰矩。」

 

子の曰わく

吾十有五にして学に志す

三十にして立つ、

四十にして惑わず、

五十にして天命を知る、

五十にして天命を知る、

六十にして耳順(したが)ふ、

七十にして心の欲する所に従へども、矩を踰えず。」

先生がおっしゃった。

私は十五歳の時、学問を志した。 三十歳の時、何者にも動じない立場を持てるようになった。

四十歳、迷いも無くやるべきことをやったよ。 五十歳でようやく天命を知るに至った。

六十歳ともなると、人の話を素直にきける余裕も出てくる。

七十歳、もはや心の思うままにふるまって、しかも道義から外れることが無い。 こういう境地に至ったのだ。」




孔先生がおっしゃいました。

「私は十五歳で、一所懸命勉強して、学問を一生の仕事にしようと、心にきめた。」






 
番号
白 文
書き下し文
訳 文
初 級 04

為政第二11
子曰

「温故而知新、可以為師矣。」

 
子の曰わく

「故きを温めて新しきを知る、以て師と為るべし。」








先生がおっしゃった。

「伝統的な物事に習熟し、しかも新しい事物にも通じている。

こういう人物なら、人の師となれるに違いない」



孔先生がおっしゃいました。

「昔のことや昔の人の知恵の中から新しいことを見つけることができれば、人の先生になれるよ。」



 
番号
白 文
書き下し文
訳 文
初 級 05

為政第二24
子曰

「非其鬼而祭之,諂也。

見義不為,無勇也。」


 
子の曰わく

其の鬼に非ずしてこれを祭るは、諂いなり。

義を見て為ざるは勇なきなり







先生がおっしゃった。

「相手がご先祖さまの霊でもないのにむやみにペコペコするのは、ただのへつらいだ。

目の前にやるべき正しい道が見えているのにそれをやらないというのは、ただの臆病だ。」



孔先生がおっしゃいました。

「人としてしなければならないことと知りながら、これをしようとしないのは、本当の勇気がないものだ。」





 
番号
白 文
書き下し文
訳 文
初 級 06

里仁第四08
子曰

朝聞道、夕死可矣。」




 
子の曰わく

「朝に道を聞きては夕べに死すとも可なり。」







先生がおっしゃった。

「ある朝、物事の道理が掴めたとしたら、

その日の夕方にはもう死んでしまっても本望だよ」



孔先生がおっしゃいました。

「朝、ものごとの真理がわかったら、その夕がたに、死んでもかまわないのだ。」



 
番号
白 文
書き下し文
訳 文
初 級 07

雍也第六20
子曰

知之者不如好之者、

好之者不如楽之者
。」
子の曰わく

これを知る者はこれを好む者に如かず、

これを好む者はこれを楽しむ者に如かず
。」




先生がおっしゃった。

「(道を志すことで)ただ知っているというだけの人は、それを好きな人には及ばない。

それを好きな人も、それを楽しむ人には及ばない」



孔先生がおっしゃいました。

「ものごとを知っている人は、それが好きな人にはおよばない。

ものごとが好きな人は、それを楽しむ人にはおよばない。」


 
番号
白 文
書き下し文
訳 文
初 級 08

述而第七08


子曰

不憤不啓、不非(悱)不発

挙一偶不以三隅反、則不復也。」



 
子の曰わく

憤せずんば啓せず。非(悱)せずんば発せず

一隅を挙げてこれに示し、三隅を以て返えさざれば、

則ち復たせざるなり。」






先生がおっしゃった。

わかりたくてわかりたくて、悶え苦しんでいるようでなければ、こちらから指導はしない。

理解したことを言葉にしたくて、でもできなくて、もがき苦しんでいるようでなければ、こちらからは教えない


一つ教えると三倍の質問や疑問が返ってくるようでなければ、再びは教えない。」



孔先生がおっしゃいました。

「(自分から進んで学ぼうとしても、うまくいかず) 

悩み苦しみ、いらいらするぐらいにならないと、私は指導しないのだ。

(言いたくても) それをうまく言い表せないで、こまるくらいにならないと、私は教えみちびかないのだよ。」

**自分から進んで学ぼうとする熱心さが大切だと言っています。


 
番号
白 文
書き下し文
訳 文
初 級 09

述而第七22


子曰

三人行、必有我師焉

擇其善者而從之、

其不善者而改之。」

 
子の曰わく

我れ三人行なえば必ず我が師有り

其の善き者を択びてこれに従ひ、

其の善からざる者にしてこれを改む。」







先生がおっしゃった。

三人がかりで行動すれば、私は自分以外の二人のうちに必ず師を見出すよ。

いいほうを手本にして、悪いほうの汚点を改めればいいんだ。」



孔先生がおっしゃいました。

「三人でいっしょに行動すれば、その中には必ず自分の先生としてふさわしい人がいるものだね。」







 
番号
白 文
書き下し文
訳 文
初 級 10

子路第十三27
子曰

剛毅木訥、近仁。」




 
子の曰わく

剛毅木訥(ごうきぼくとつ)、仁に近し。」







先生がおっしゃった。

まっすぐで勇敢で質実、そして口数は少ない。

そういう人は、仁に近いといえるだろうね」



孔先生がおっしゃいました。

「自分の意見や考えをしっかり持っていて、むだなことを言わない。

そのような人には、おもいやりの心があるものだね。」  **「しんが強く、口数が少ない」ことを剛毅木訥


 
番号
白 文
書き下し文
訳 文
中 級 01

学而第一01
子曰

學而時習之、不亦説乎?

有朋自遠方來、不亦樂乎?


人不知而不慍、不亦君子乎?」


 
子の曰わく

学びて時にこれを習う、亦た説ばしからずや?

朋あり、遠方より来たる、亦た楽しからずや?


人知らずして恨みず、亦た君子ならずや?」








先生がおっしゃった。

学んでは折りに触れて復習する。なんと喜ばしいことだろう。

同じ道を志す友人が、遠くからひょっこり訪ねてきてくれる。なんと楽しいことだろう。


世間の人が認めてくれないからといって恨み言を言わない。

こういう人をこそ、君子というのだ。



孔先生がおっしゃいました。

「学んだことをいつもおさらいをして身につけていくのは、なんとうれしいことではないか。

友達が遠くからやって来て、ともに学びあうのは、なんと楽しいことではないか。」




 
番号
白 文
書き下し文
訳 文
中 級 02

為政第二06
孟武伯問孝。

子曰「父母唯其疾之憂。





 
孟武伯、孝を問う。

子の曰わく

父母には唯だ其の病をこれ憂えしめよ。







孟武伯が孝について尋ねた。

先生がおっしゃった。

病気の時に心配させるのは仕方ないが、その他のことで親を心配させちゃダメだね



孔先生がおっしゃいました。

「お父さんとお母さんは、ただ自分の子供の病気のことだけを心配している。」




 
番号
白 文
書き下し文
訳 文
中 級 03

為政第二15
子曰

「学而不思則罔、思而不学則殆。」





 
子の曰わく

学んで思わざれば則ち罔し、

思うて学ばざれば則ち殆(あやう)し。






先生がおっしゃった。

「先人の知識を学んでも、ただ詰め込むばかりで自分の頭で考えないなら、何も見えてはこない。

逆に自分勝手に考えるばかりで先人の知識を学ぶことをしないと、独断に陥って危険だ」



孔先生がおっしゃいました。

「学ぶだけで、自分でよく考えないと、本当のことが、はっきりわからなくなるのだよ。

(逆に)自分で考えるだけで、教えを受けたり、学ぶことをしないと、自分勝手な考えになってしまうのだよ。」


 

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中国語は不滅です。いつから始めても遅くない中国語学習。

 
     
再進出の備えは万端か やがて子供に華が出る 研学で歴史文物再見聞 思而不学則殆 後生可畏 好之者不如楽之者